バーコードの線の規格-何種類あるのでしょうか?

 最近, amazonなどの通販サイトで買える

バーコードリーダーについてですが、


人が意思を伝達する言語は地球上には

いくつくらいあるのかわからないほどですが、


その端末が読み取るバーコードの

縦線で構成される画像については

画像の線のパターンには複数の種類があるのでしょうか?


たしか デンソーがその発明をした、ときいたことがあるのですが、

その一種類だけでしょうか?


        ↓


バーコードには、縦線のパターン(バーとスペースの組み合わせ)に複数の種類があり、

実際には多くの異なる規格(バーコードシンボル)があります。


バーコードの規格は、使用用途や情報の種類、


読み取り方式に応じて使い分けられており、例えば次のようなものがあります。


1. **一次元バーコード(1D)**  


   縦線のみで構成されるシンプルなバーコードです

   代表的な例は以下の通りです。

   

   

   - **UPC(Universal Product Code)**:

主に北米で商品コードに使われています。

   

   

   - **EAN(European Article Number)**:

ヨーロッパを中心に使われる標準バーコードで、UPCに似ています。

   

   

   - **Code 39**:

主に工業製品や物流で使用され、英数字を表現できます。

   

   

   - **Code 128**: 

多くの情報を詰め込めるため、物流業界でよく使われています。



2. **二次元バーコード(2D)**  


   縦横両方向に情報が配置されており、より多くの情報を保持できます。

   次のようなものが代表的です。


   - **QRコード**:

日本のデンソーが開発したバーコードで、

現在世界中で広く使われています。

        URLやテキストなど多くの情報を格納できます。



   - **Data Matrix**:

医療業界や製造業で使用され、

狭い面積に多くの情報を格納できるのが特徴です。

 


 - **PDF417**:

 

一部の国での運転免許証や出入国管理用に使われています。



**デンソーウェーブ(デンソーの子会社)**が発明したのは、


    QRコードという2次元バーコードの一種で、1994年に発明されました。

    QRコードは高速な読み取りと多くのデータ格納が可能なため、

    今ではスマートフォンを使った情報の読み取りや決済などに

    多く使われています。



したがって、

バーコードにはデンソーが開発したQRコード以外にも多くの種類があり、

用途によって使い分けられています。



バーコード規格 一覧


UPC/EAN/JAN、

UPC-A & UPC-E、

EAN-8 & EAN-13、J

AN-8 & JAN-13、

ISBN/ISSN、Code 39、

Codabar、

Code 128 & EAN 128、


Code 93、ITF 2 of 5、

IATAコード、MSI、


中国郵便番号、Code 32、


Industrial 2 of 5、Standard 2 of 5、


JAP、Code 11、

GS1 DataBar(QRコード複合コードを除く)、Telepen。




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