androidアプリの作成について学習しているのですが、
AppCompatActivityのサブクラスを作成して
そこに
private fun requestPermissions() {
val permissions
= if(Build.VERSION.SDK_INT >= Build.VERSION_CODES.S) {
arrayOf(
Manifest.permission.BLUETOOTH_SCAN,
Manifest.permission.BLUETOOTH_CONNECT,
Manifest.permission.ACCESS_FINE_LOCATION
)
} else {
arrayOf(Manifest.permission.ACCESS_FINE_LOCATION)
}
ActivityCompat.requestPermissions(
this, permissions, REQUEST_ENABLE_BT )
}
のようなメソッドを追加して実行した場合ですが、
iOSでのSheetのようなものが表示されて、
そのアプリがbluetoothを使用してもいいかどうかの
ユーザーに意思を確認する、という流れになるのでしょうか？
はい、Androidアプリでそのようなコードを実行すると、
iOSの「Sheet」に似たユーザーインターフェースが表示され、
アプリが必要とする権限についてユーザーに確認します。
この流れはAndroidの権限システムに基づいています。
### 流れの詳細
1. **権限リクエストのコードの実行**:
メソッド `requestPermissions()` が実行されると、
`ActivityCompat.requestPermissions()` によって
ユーザーに必要な権限を求めるシステムダイアログが表示されます。
2. **ユーザーインターフェースの表示**:
- ユーザーには権限リクエストに関するダイアログが表示されます。
- 例: 「このアプリが Bluetooth をスキャンできるようにしますか？」など。
3. **ユーザーの応答**:
- ユーザーが「許可」または「拒否」を選択します。
- 選択の結果は `ActivityCompat.requestPermissions` の後に
`onRequestPermissionsResult` コールバックメソッドで取得できます。
### iOSの「Sheet」との違い
iOSでは「Sheet」や「Alert」と呼ばれる標準ダイアログが表示されますが、
Androidの場合もシステムUIを通じて同様の形式で権限確認が行われます。
ただし、デザインや文言がiOSと異なる場合があります。
以下がポイントです：
- **Android**:
- ダイアログデザインはAndroid OSのバージョンやテーマに依存します。
- 権限が拒否された場合でも、後から設定画面で変更可能です。
- **iOS**:
- 権限リクエストが1回きりで、
拒否された場合は後からシステム設定アプリで変更が必要です。
### Androidでの権限リクエストに関する注意
- **Bluetooth権限**:
- Android 12 (API 31) 以上では、
`BLUETOOTH_SCAN` や `BLUETOOTH_CONNECT` 権限が必要です。
それ以前のバージョンでは不要です。
- アプリが権限を持たない状態でBluetooth操作を試みると
エラーや例外が発生します。
- **位置情報権限**:
- 一部のBluetooth操作では位置情報も必要になるため、
`ACCESS_FINE_LOCATION` を求める必要があります。
### 権限リクエストの結果を処理する方法
ユーザーが権限を許可または拒否した結果を取得するには、
次のように `onRequestPermissionsResult` をオーバーライドします：
```kotlin
override fun onRequestPermissionsResult(
requestCode: Int, permissions: Array<String>,
grantResults: IntArray
) {
super.onRequestPermissionsResult(
requestCode, permissions, grantResults)
if (requestCode == REQUEST_ENABLE_BT) {
if (grantResults.isNotEmpty()
&& grantResults.all {
it == PackageManager.PERMISSION_GRANTED }) {
// すべての権限が許可された場合
Log.d("Permissions", "Bluetooth permissions granted")
} else {
// 権限が拒否された場合
Log.d("Permissions", "Bluetooth permissions denied")
}
}
}
```
このように実装することで、
権限が正しく付与されたかどうかを判断し、
次の処理に進むことができます。
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