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記憶が定かでなくて申し訳ないのですが、
android の あるプロジェクトを
api level 30の fire 7 2022 で実行しようとしたところ、
build.gradleファイルに記述している
androidx core とかいう名前がついているdependencyの
バージョンが api level 35以降のデバイスでしか使えない、
という内容のエラーがビルド時に表示されてしまいました。
このエラーを修正するには
その androidx coreのバージョンを
api level 30に対応できるものに変更すればいいのでしょうか?
あと、composeというのは 別に api level 30でも実行できるのでしょうか?
Fire 7 2022 (API Level 30)で発生しているエラーを解消するには、
以下のポイントを確認して対応する必要があります。
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### 1. **AndroidX Coreのバージョン問題**
エラー内容からすると、
`androidx.core`の依存ライブラリのバージョンが
Fire 7 2022のAPIレベル(30)に対応していない可能性があります。
具体的には、
AndroidXの各ライブラリには対応する最低APIレベルが設定されています。
#### 修正手順
1. **現在使用している`androidx.core`のバージョンを確認する**
- `build.gradle`ファイル内の依存関係で、
`androidx.core:core-ktx:x.y.z`のように記述されています。
- 例えば、以下のような記述です:
```groovy
implementation "androidx.core:core-ktx:1.12.0"
```
2. **互換性のあるバージョンに変更する**
- `androidx.core:core-ktx`の各バージョンごとに
対応する最低APIレベルが異なります。
例えば、`1.12.0`はAPI Level 31以上が必要ですが、
`1.10.1`であればAPI Level 21以上に対応しています。
- Fire 7 2022に対応するAPI Level 30で使える
最新バージョンを選択してください。
- 最新の互換性情報を確認するには、
[AndroidXの公式リリースノート]
(https://developer.android.com/jetpack/androidx/releases/core)
を参照してください。
例:
```groovy
implementation "androidx.core:core-ktx:1.10.1"
```
3. **プロジェクトを再ビルドする**
- 修正後に`Clean Project`を実行し、次に`Rebuild Project`を実行します。
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### 2. **Jetpack ComposeのAPI Level互換性**
Jetpack Compose自体は、API Level 21以上をサポートしています。
ただし、Composeで使用している依存ライブラリやプロジェクト全体の設定によっては
API Level 30で動作しない可能性があります。
#### 確認事項
1. **Compose BOM (Bill of Materials)を利用する**
- Composeの依存関係を管理する際にはBOMを利用するのがおすすめです。
BOMを利用すれば、API互換性のあるバージョンを一括で管理できます。
- 例:
```groovy
implementation platform(
'androidx.compose:compose-bom:2024.01.00')
implementation 'androidx.compose.ui:ui'
implementation 'androidx.compose.material:material'
implementation 'androidx.compose.ui:ui-tooling-preview'
```
2. **プロジェクトの`minSdkVersion`を確認**
- `minSdkVersion`が
API Level 21以上に設定されていることを確認してください
(ComposeはAPI Level 21以上が必須です)。
3. **ComposeをAPI Level 30で実行可能な状態にする**
- Compose自体はAPI Level 30で動作可能です。
ただし、Composeを利用するプロジェクトに含まれる
他の依存ライブラリやツール(e.g., Material3)が
特定のAPI Level以上を必要とする場合があるため、
これらのバージョンも確認して調整する必要があります。
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### 3. **エラー解消の一般的な手順**
1. **すべての依存関係の互換性を確認**
- `gradlew dependencies`コマンドを実行して、
依存関係ツリーを確認します。
- 必要に応じて、対応するバージョンにダウングレードします。
2. **ターゲットデバイスのAPI Levelに合わせて
`targetSdkVersion`と`compileSdkVersion`を調整**
- `targetSdkVersion`は、
通常、可能な限り最新のAPI Levelに設定します。
- `compileSdkVersion`は、
使用する依存ライブラリの推奨API Levelに合わせます
(通常は最新バージョン)。
例:
```groovy
compileSdkVersion 33
targetSdkVersion 33
minSdkVersion 21
```
3. **`gradle.properties`に
互換性設定を追加(Compose特有の場合)**
- 特定のComposeバージョンで互換性を確保するために、
以下を追加することがあります:
```
android.enableJetifier=true
android.useAndroidX=true
```
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### 補足
もし問題が解決しない場合、
具体的なエラーメッセージや`build.gradle`の設定を共有いただければ、
さらに詳細なアドバイスを提供できます。
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