キーと値を結ぶ記号は -> ではなく、 toだった。
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kotlinでは Javascriptの連想配列のようなものを定義するとき
動的に生成するものではなく、要素の内容が初めから決まっているものは
どのように記述するのでしょうか?」
「->」の記号を使っていたでしょうか?
Kotlinでは、JavaScriptの連想配列
(オブジェクトやMapに相当するもの)を定義する際に、
初期内容が決まっている場合は、`mapOf` を使用して記述します。
`->` 記号を使ってキーと値を対応付けることができます。
以下は具体的な例です:
### Kotlinでの連想配列の定義例
```kotlin
val map = mapOf(
"key1" to "value1",
"key2" to "value2",
"key3" to "value3"
)
```
上記の例で使われている `to` は、
`Pair` を生成するための便利なキーワードで、
`->` のような記号として使えます。
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`mapOf` を使った連想配列のポイント:
- `mapOf` はイミュータブル(変更不可)なマップを作成します。
- 内容を後から変更したい場合は、`mutableMapOf` を使います。
### 動的変更可能な連想配列
```kotlin
val mutableMap = mutableMapOf(
"key1" to "value1",
"key2" to "value2"
)
// 値の追加
mutableMap["key3"] = "value3"
// 値の変更
mutableMap["key1"] = "newValue1"
```
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なお、「`->`」という記号は直接使用されませんが、
Kotlinではシンタックスシュガーとして
`to` を使うことが推奨されています。
`Pair` を手動で作成する場合は以下のように記述することも可能です:
### Pairを明示的に作成
```kotlin
val map = mapOf(
Pair("key1", "value1"),
Pair("key2", "value2"),
Pair("key3", "value3")
)
```
どちらを選んでも動作しますが、
`to` を使った方がシンプルで可読性が高いです。
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