SwiftUIにおいては
VStackなどに
UIの要素を複数配置したときの
用途・目的などの区別がつきやすいように
各グループのあいだにDividerというクラスを
配置して、直感的にユーザーが把握しやすいようにしたりしますが、
python の custom tkinterでは
Dividerの役割をするクラスというのは用意されているのでしょうか?
↓
PythonのCustomTkinterライブラリには、
直接的にSwiftUIの`Divider`に相当するクラスは
用意されていませんが、
簡単に同様の役割を果たすことができます。
カスタムウィジェットや基本的なスタイルを利用して、
**水平線**や**垂直線**を作成することで、
UIのセクションを区切ることが可能です。
以下に、CustomTkinterで`Divider`を模倣する例を示します:
### 水平線のDivider
```python
import customtkinter as ctk
# CustomTkinterのウィンドウを作成
app = ctk.CTk()
app.geometry("400x300")
# セクション1
label1 = ctk.CTkLabel(app,
text="セクション1", font=("Arial", 16))
label1.pack(pady=10)
# Divider(水平線)
divider
= ctk.CTkFrame(
app, height=2, fg_color="gray")
divider.pack(fill="x", padx=10, pady=5)
# セクション2
label2 = ctk.CTkLabel(
app, text="セクション2", font=("Arial", 16))
label2.pack(pady=10)
app.mainloop()
```
### 解説
- `CTkFrame`を利用して高さを2ピクセル程度に設定することで、
**線**のように見せています。
- `fill="x"`を指定することで、
ウィンドウの横幅全体に広がる線になります。
- `fg_color`プロパティを変更することで、線の色を設定できます。
---
### 垂直線のDivider
垂直線を使用する場合、`width`プロパティを設定し、
縦方向に配置することで作成できます。
```python
import customtkinter as ctk
# CustomTkinterのウィンドウを作成
app = ctk.CTk()
app.geometry("400x300")
# レイアウト(水平に配置する例)
frame = ctk.CTkFrame(app)
frame.pack(pady=20, padx=20, fill="x")
# セクション1
label1 = ctk.CTkLabel(frame, text="セクション1")
label1.pack(side="left", padx=10)
# Divider(垂直線)
divider
= ctk.CTkFrame(frame, width=2, fg_color="gray")
divider.pack(side="left", fill="y", padx=5)
# セクション2
label2
= ctk.CTkLabel(frame, text="セクション2")
label2.pack(side="left", padx=10)
app.mainloop()
```
---
### 他の工夫
- **色やデザインの変更**:
`fg_color`を変更して色をカスタマイズ。
- **パディング調整**:
`padx`や`pady`で適切なスペースを設ける。
CustomTkinterでは、
簡単な方法でSwiftUIの`Divider`に近いUIを作成できます。
この方法を使えば、
直感的で見やすいレイアウトを簡単に構築できます!
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