バーコードの規格には
EAN 13(JAN 13)や
Code 39などがあるそうですが、
そのほかにはどのような規格があるのでしょうか?
↓
バーコードにはさまざまな規格があり、
用途に応じて使い分けられています。
主なバーコードの種類をカテゴリごとに紹介します。
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### **1. 一次元バーコード(1Dバーコード)**
#### **(1) 商業用(商品管理・販売)**
- **EAN-13(JAN-13)**:主に日本や欧州で使用される国際規格(13桁)
- **EAN-8(JAN-8)**:EAN-13の短縮版(8桁)
- **UPC-A**:北米で主流のバーコード(12桁)
- **UPC-E**:UPC-Aの短縮版(6桁)
- **GS1 DataBar**(旧RSS):
- **DataBar Omnidirectional**:小型商品向け
- **DataBar Stacked**:省スペース型
- **DataBar Expanded**:可変長データを含めることが可能
#### **(2) 産業・物流用**
- **Code 39**:英数字(A-Z、0-9)を含められる汎用規格
- **Code 128**:ASCII文字(全128種類)が扱える
- **ITF(Interleaved 2 of 5)**:物流・倉庫管理向け
- **NW-7(Codabar)**:宅配伝票や図書館で使用される
- **GS1-128(旧UCC/EAN-128)**:物流・医療分野向け
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### **2. 二次元バーコード(2Dバーコード)**
- **QRコード**:日本のDENSO WAVEが開発
(英数字・漢字・バイナリ対応)
- **DataMatrix**:コンパクトで産業・医療機器に適用
- **PDF417**:航空券・運転免許証などに使用
- **Aztec**:鉄道乗車券などで利用
- **MaxiCode**:FedExなどの物流業者で利用
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### **3. 特殊用途のバーコード**
- **Pharmacode**:医薬品業界で使用(誤読防止に特化)
- **DotCode**:高速印刷向け(タバコの包装など)
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このように、バーコードには用途ごとに適した規格が数多く存在します。
特に
**商業用途** では **EAN(JAN)**、
**物流では Code 128** や **ITF**、
**電子チケットなどでは QRコードや PDF417**
がよく使われます。
何か特定の用途で使いたいバーコードがあれば、
さらに詳しく説明できますよ!
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