ms access データ型 「集計」


よく確認せずに質問してしまったが、
デザインビューの
列を選択してから、画面下部
プロパティのところの標準タブの

「式」のところに、それぞれの計算方法が定義されていた。

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オンラインで購入した accessのファイルで
注文詳細テーブルをデザインビューで確認したところ、
フィールドに、
Total, Profitというのがあって、それらの型が
「集計」として定義されているのですが、

この「集計」というのはどのような特徴をもっているのでしょうか?

別にSumなどの関数とともに使うのでしょうか?

    ↓

Access のテーブルでフィールドのデータ型に「集計」と表示される場合、
それは **「計算フィールド(Calculated Field)」** であり、
Access 2010以降のバージョンで利用できる機能です。

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### 🔍 「集計(Calculated)」フィールドの特徴

- **他のフィールドの値を使って自動的に計算される**
 
  → たとえば、`Total = UnitPrice * Quantity` のように設定できる。


- **テーブルのデザインビューで直接定義できる**
 
  → 式ビルダーで関数や演算子を使って式を設定可能。


- **実際には値を保存していない**
 
  → 他のフィールドの値から「動的に計算」される。なので、データの整合性を保てる。

- **クエリを使わずに、テーブルレベルで計算結果を表示できる**

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### 🧮 例:Profit フィールド

もし `Profit` フィールドが「集計」型であれば、
次のような式が使われている可能性があります:

```access

[Total] - [Cost]

```


または

```access

([UnitPrice] - [UnitCost]) * [Quantity]

```

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### ❓ Sum関数などと一緒に使うの?

- 「集計フィールド」そのものは **1件ごとのレコードに対する値** を計算するもので、
    `Sum()` のような **集計関数** は **クエリやレポートで使う** ものです。


つまり:
| 用途 | 場所 | 機能 |
|------|------|------|

| 計算フィールド(集計型) | テーブルの1レコード単位 | 式により動的に値を算出 |
| 集計関数(Sumなど) | クエリ・レポート | 複数レコードをまとめて集計 |

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### ✅ まとめ

| 項目 | 内容 |
|------|------|
| 正式名称 | 計算フィールド(Calculated Field) |
| 型の表示 | 「集計」と表示される |
| 特徴 | 他のフィールドを元に式で値を計算 |
| 利用例 | 売上合計、利益、税額など |
| 保存方法 | 実際の値は保存せず、動的に計算 |
| 注意点 | 複雑な式や関数は制限あり(VBA関数などは使えない) |

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ご希望があれば、
その `Total` や `Profit` フィールドで使われている式を確認する方法や、
式の書き換え・追加のやり方もご案内できますよ。




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